アルミサッシの戸車(車輪)を交換する方法

リビングのアルミサッシが大変重く、動きません。サッシ屋さんに来てもらったら、家がきしんでいて、アルミサッシ全体が交換とのこと。数十万・・かかるかも・・(一か所ではないので)。
この数十万を数千円にできないか?と、いうことでダメもとで、自分でやってみることにしました。
アルミサッシをよく見ると、上に隙間があります・・・と、いうことは、プロのサッシ屋さんがいうように、サッシの枠が垂れてきているのではなく、車輪の不具合の可能性があります。

 



 

早速、サッシを取り外して戸車を見てみることにしました。

しかし・・・はずれません! 
サッシの枠も、いくぶん垂れているようで・・
こうしたときは、車のジャッキを使います。

ジャッキに角材をかませて、窓枠を広げます。写真は、角材を置いただけですが、後でずれないように金属の板などで工夫しました。

うまくはずれました!

車輪を見てみると、樹脂製で割れています。
原因はこれでしょう。
長年の使用のために、車輪自体が壊れていました。これを交換すれば何とかなりそうです。
メーカーはすでにないので、交換部品は購入できませんでした。
しかし、サッシに後からはめ込むための戸車があるのが分かりました。 早速ネットで注文しました。
私は、大工道具・金物の専門通販アルデの楽天市場店を利用しました。

ヨコヅナ メタル入り取替戸車 ステンレス車(8型・丸型)(1箱・20個)(AAS-0081)

商品が到着したので、早速試してみます。
商品の寸法などの詳しい説明は販売店のページに載っているので、ここではしませんが、戸車の両側の羽根のような部分を、サッシに引っ掛けるタイプです。

車輪は金属製で、丈夫そうです。

古い戸車と形は全く異なります。古いものは完全に撤去してしまいます。

ドライバーでこじって部品を外しています。

なんとかはずれました。

新しい戸車をはめ込みます

パカッと、差し込むだけですので、簡単です。

早速試してみました。うまくいきました!
サッシがスムーズに開閉できるようになりました!!
数十万かかると言われたアルミサッシですが、簡単にDIYで直すことができました。

今回は、家のサッシほとんど全部を交換しました。特に、鉄の網入りの重いサッシがありましたが、それは戸車を3個いれました。

★ポイント:
下はネットで購入する前に、試しに近くのホームセンターで購入したものです。

はめたときのサイズが合わずに、使うことができませんでした。
戸車を注文する前に、サッシをはずして、寸法を確認することが必要です。
特に車輪の入る深さ(サッシの高さ)が大事です。
詳しくは、販売店のページに書いてありますが、いろいろなサイズがあるので、自分のサッシにあった型番のものを選んでください。



今回、私が購入したものは、こちらです。

商品番号 : 2204-AAS-0081 と 2204-AAS-0081
商品名  : ヨコヅナ メタル入り取替戸車 ステンレス車(8型・9型丸型)(1個価格) AAS-0081
単価(税込)  : 500円前後
大工道具・金物の専門通販アルデ
プロの工具ショップ YOSHIMURA 楽天店

 

※後日、次のようなご指摘をメールでお受けしました。私が購入した物は、サッシ用とありますが、実際にリフォームされる方はご自身の責任でご使用下さい。

「写真から判断するとサッシは、アルミ製のようですが、ステンレス戸車を使用するとアルミレールが削れる恐れがあり
レールが、ところどころ波うったりして障子の動作に不具合がおきるかもしれません、戸車部分を樹脂製に交換することをおすすめします。」





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