珪藻土と漆喰のどっち?

私は最初は、今人気の珪藻土を塗ろうと思いました。
そのために、珪藻土を塗るためのセミナーにも出席しました。
結局、珪藻土をやめて漆喰にしたのですが、大きな理由が二つあります。



(写真:漆喰を塗り終えた廊下)

1)珪藻土は色が真っ白ではない。

2)珪藻土の価格が高かった。

私の購入した家は結構広かったので、12畳、廊下、16畳、トイレ2箇所・・など、広い面積を塗りたいと思いました。
できれば、外壁もトライしてみたかったのです。
そのため、価格が安いものにしたいと思いました。

また、逆説的ですが、珪藻土が人気なのも引っかかりました。
人気なものは、すぐにすたれてしまう可能性があるからです。

日本には昔から白い漆喰があり、歴史が漆喰の有用性を証明しています。
また、フランスなどの白い壁にあこがれていたために、 白い色、である漆喰を選びました。

珪藻土は湿度を良く吸い込み、そのために浴室などに結露がしにくくなりたいへん人気です。
ですから、トイレとか浴室などの狭い範囲のリフォームには、適しているのではないでしょうか。

漆喰は乾くと結構、硬い感じになります。
珪藻土はサンゴの堆積物ですから、やわらかい感じになります。

珪藻土の塗り方の情報は最近多いのですが、意外と漆喰の塗り方の情報が見つからず、結局、地元で漆喰を販売しているお店のおやじさんに詳しく聞いて、やっと作業することができました。
珪藻土でも漆喰でも、下地が大切です。下地にあった下地剤を塗らないと、ひびわれてしまいます。