壁紙を剥がしてから漆喰を塗る下地

クロスを剥がしてから、下地を整えて普通の漆喰(しっくい)を塗る場合です。

これから漆喰を塗ろうという下地の材質によって、塗り方が違います。
結局、漆喰を塗った後に、ボットっと落ちてきては困るし、ヒビがはいっても困ります。
また、下からアクがうきでてくるのも困りますので、下地が大切になります。



下地によって、漆喰の下に塗る下地材が異なります。
次の製品名は、あくまでも私の住んでいる場所で手に入ったものです。

参考にしてください。

A・・・石膏ボード(ラスボード)の上に塗る場合

ラスボードというのは、石膏ボードの種類ですが、直径5cmくらいのへこみがいっぱいあって、漆喰などがそこに食いつくようになっているものです。
ラスボードの色は灰色です。へこみが無いものは、平ボードといいます。

写真は、下地を塗ったところ(石膏ボードを貼り、その上からジープラを塗った)

1.Gプラ(ジープラ)を塗る

 一袋=約2坪 1600円(2005年現在) ボードの穴+3ミリ厚に塗る 触ってみて動かなければOK

2.この上に灰しっくいを塗ります。

 一袋=1850円(2005年現在)

1回目・・・コテで下地塗り・・下地がみえないくらい

2回目・・・手袋でこする

 毛のローラーを使う方法もある。

B・・・石膏ボード(平ボード)の上に塗る場合

平ボードというのは、石膏ボードの種類ですが、平らで石膏を黄色っぽいボール紙ではさんだものです。
一般家庭の場合は、この平ボードを利用している可能性が高いです。

1.ボードプラスターを最初に塗る

2.この上に灰しっくいを塗ります。

1回目・・・コテで下地塗り・・下地がみえないくらい

2回目・・・手袋でこする

 毛のローラーを使う方法もある。

 

C・・・ベニヤ・クロスの上に塗る下地剤

○スーパーカーボンプラスター

 一袋=一坪 1300円くらい(2005年現在)

これを塗ってから、漆喰を上のように2回塗る。


 

ここまでわかれば、後はどんどん作業するだけです。

漆喰の場合は、具体的な製品名がなかなかわからないので、
近くで漆喰を売っている建材屋さんのようなところで
しっかり、製品名を聞くことをお勧めします。

私も、ネットでいろいろと探し回りました。

簡単に見つかるだろうと思ったのですが、漆喰というものはいろいろな製品があって、
どれにしたらいいのかサッパリ分からず、めげそうになりました。

多くの時間をかけて塗るもので、しかも塗った後、やり直しは大変です。
しかも漆喰は重いので通販に適していないと思います。

いろいろとネットで探したあげく、結局、町の建材屋さんに聞くことで解決しました。
ネットは万能ではないですよね・・・

上記の製品名は、私の住んでいるところで手に入るものでした。

漆喰は重量があるので、ネットで購入すると送料が大変です。

地元のお店に声をかけるだけで、
いろいろなノウハウが分かります。

下地の選択も、教えてもらえます。

壁紙の上から漆喰を塗る<−|−>漆喰の上塗り





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