これがビフォーです。小さな靴箱を置いて、当面の足台にしていましたが、ようやく奥様のご要望に応える元気がでて、ウッドデッキの制作を開始します。
なるべくホームセンターで購入できる2x4材とか1x4材を利用して、カットも少なめにするように設計しました。材料を買う前に、手書きですが設計図を描きました。正確なものではありませんが、ご参考までにアップします。
前から見た図です。
下から見た図です。
右横から見た図です。
今回は、設計にゆっくり時間を取りました。机上での設計は、めんどうな気がしますが、やってみると結構面白いものです。この時に、デザインとかもだいたい分かるので、完成時のイメージもつかめます。当初、フロアー部分だけを制作するつもりでしたが、それだとあまりにありきたりで、面白くないので、左右に手すりをつけ、ちょっとアメリカンな雰囲気にすることにしました。この手すりの材料は3枚目の図面に記入しています。また、デッキの高さは、家のリビングの床面に近づけました。今回は30cmとしています。縁台ですと、もっと高くても良いと思います。
ホームセンターで購入した材料をカットします。
のこで切った部分をやすりで削ってきれいにします。
組み上げる前に、前もって防腐剤を塗ります。組み上げてから塗ると楽ですが、裏面とか接合部分に塗れないので、そこから腐ってきます。
油性のものを塗りました。油性は強いのですが、乾くのに一日くらいかかるので、面倒ですね。
一日経って乾いたら、平らな所で床の構造部分を組み立てます。リビングでやることにしました。外でやると、デコボコなので、いがみそうな感じがしていやでした。リビングに枠の部分だけ持ち込んで、作業しました。ちょっとうるさいですが、エアコンがあるので、涼しかったです。
材木の結合部分は、基本75ミリのコースレッドを垂直に打ち込みましたが、場所によっては補強のために斜めにコースレッドの75ミリを打ち込んでいます。
大まかな枠組みが組み上がりました。基礎の足の部分は、2x4を二枚合わせて片方に横にした2x4材を乗せています。左右の手すりの部分はデザイン性を高めるために白い色の防腐塗料で塗りました。これは水性です。
枠が組み上がったので、外の基礎の部分を整地しました。レンガをひいて基礎にします。本当はブロックなどを用いる方が良いかもしれませんが、今回はそれほど大した構造物ではないので、手元にあるレンガを利用しました。ここは二階のテラスがせり出しているので、雨にも濡れにくい部分です。DIYはいいかげんでもいいのです(^^; 完全に、雨に塗れる場所でしたら、基礎もブロックの方が良いでしょう。
基礎の上に、リビングから枠部分を出して、置いてみました。
床の板ですが、板と板の間を等間隔にするために、ファイルボードを挟みながら板をねじ止めしました。これだと金属部分がひっかかって、板を貼る作業中に、下に落ちないのです。普通、スペーサーにはべニア板を使いますが、それだとポロっと、下に落ちてしまうんですよね。板の間の感覚を何ミリにするかは悩みました。物を落とした時に、デッキの下にまで落ちてしまうと困るので、なるべく狭くしたかったのです。スペースが全くなくてもかまわないかもしれませんが、(ここは二階のテラスの下で、それほど雨があたらないので)一応、2ミリの間隔になりました。というのも・・上記のファイルの幅が2ミリだったから・・・という安易なやり方です。
できあがりました!!
ビフォー
アフター
正確ではないと思いますが、材料をまとめて書いておきます。
(材料)
●材木 2X4 38x89x915ミリ 22本
●材木 2X4 38x89x1000ミリ 4
●材木 2X4 38x89x1830ミリ 2
●材木 2X4 38x89x739ミリ 2
●材木 2X4 38x89x262ミリ 6
●材木 2X4 38x89x173ミリ 6
●材木 1X4 長さ891ミリ 8
●材木 1X2 長さ1830ミリ 1
●防腐ペイント 一缶 1500円~3000円くらい。白い防腐塗料は3000円くらいしました。
材料費 約1万円強
洗濯ものが干しやすくなり、室内から見た風景も美しくなり、ペットも喜んでいて、すべてハッピーになりました。2日ほどの作業になりました。