1)畳を処分する
結構、これがおっくうですよね。畳をどうやって処分する?
私の地域では地域のクリーンセンターに持ち込んで処理してもらいました。
重さによって値段が違いますが、6枚で1500円くらいだったと思います。
無料で引き取ってくれるクリーンセンターもありますので、調べてみてください。
軽トラがあれば、無料で処理できます。
他の部屋の和室の畳の表替えがある場合は、その畳屋さんに、ついでに古い畳の処分を頼んだこともあります。一枚500円くらいで処分してもらえました。全部、持って行ってくれるので、これが、一番簡単でした。
2)根太を貼る
根太というのは、フローリングの下に貼る角材のことです。
このサイズは、
※根太の高さ+フローリングの厚さ=畳の厚さ
になります。
根太の長さ、高さ(幅)が分かったら、ホームセンターなどで購入します。ただ、どんぴしゃり!の寸法の材木はなかなかありません。
フローリングの厚さは通常12ミリになります。安いものだと11.5ミリのものもあります。
今回は、下地の状態が良いので、コンパネを敷かずに、直に根太の上にフローリング材を打ち付けますが、しっかり作りたい場合は、根太とフローリングの間にコンパネを敷きます。
根太の寸法は30cmx40cmとなりました。
今回、フローリング材が安価なものだったので、厚さが11.5cmと、少し薄目です。
そのため、30cm間隔に根太を入れました。
上の写真のように、根太とフロアー材は直角に交わるように敷いていきます。
できるだけ古い根太の位置(下地に釘の頭が見える)に、新しい根太を打ち込みます。
3)フローリング材を貼る
角材などをあてて、しっかりカナヅチで板の凸凹をはめ込んで板の間の隙間がないようにします。
最初の一枚目は、凹面を壁に沿わせて貼ります。そこは釘を上から打ちますが、2枚目から下図のように実(さね)のところに斜めに打ち込みます。
釘は実(さね)の部分に斜めに打ち込みます。
釘はセンターポンチを使って、奥まで打ち込みます。
頭がでていると、次の床材がぴったりはまりません。
上図のように釘が打ち終わったら、右側から、凹面をあてて、次のフロアー材を打ち込みます。
フロアー材は、部屋の幅に合わせて切りますが、その切った残りを次の列の最初にあてて張り込んでいきます。
部屋の隅まで貼り終わると、最後の一枚が中途半端な幅で残ってしまいます。
最後の一枚は、縦に切ることになりますので、実の部分は切り取られるでしょう。
釘は上から打ちます。ボンドをしっかりつけて、目隠し釘を打つと、釘の頭が目立ちません。最後にテクニックがいります。幅木で隠せるので、少々、隙間ができても大丈夫です。
また、最後の一枚の幅が細くなった場合は、凹の実の下半分を切り取るとうまくはまります。実の意味がなくなりますので、釘を上から打って仕上げます。
4)幅木を貼る
全部フロアー材が貼り終わったら、幅木を壁とフロアー材の間に貼ります。
フローリング材(フロアー材)と壁との間には、どうしても隙間ができます。
壁に付ける幅木で、この部分を隠します。
今回も、幅木を新しく貼りました。
少し隙間ができましたが、そこは木の色のパテで隙間を埋めました。
完成
この写真の部屋は、もともとクロスでしたが、薄緑色の和風だったものを
白の洋風に貼り換えています。
照明も、洋風なものに交換しました。
こちらの写真は、隣の部屋です。
ここは、クッションフロアーを敷いていました。
それを剥がして、同じフローリング材で仕上げたものです。
古いクッションフロアーの時と比べると、すごくレベルアップしました。
次のページでは、昭和の古い家にフローリングを敷きました。コンパネを敷いて強度を増しています。