屋根の塗装の仕方

コロニアル瓦=スレート瓦の方法です。 コロニアル瓦は、10年以上すると表面が剥げてきます。早め早めに塗装をすると、いいのですが、実際にはなかなかできませんよね。とくにプロに頼むとお金がかかる・・(^^;

DIYリフォームで、もしかしたら屋根回りが一番、予算的に効果があるかも・・

 


1)屋根清掃

まずは屋根の清掃です。
別ページで紹介しているケルヒャー高圧洗浄がお勧めです。
ワイヤーブラシだと、どうしても汚れやコケが残ります。

(この写真は、エンジン付の大型高圧洗浄機を使っていますが、ケルヒャーでも大丈夫です)

汚れが残っていると、せっかくのペンキがすぐにはがれてしまいます。

2)ハケで瓦と瓦の間を塗ります。

 このとき、塗料を瓦の間に詰め込まないようにします。
その部分は、雨水が流れる大切な部分です。
後から、ペンキに切り込みをいれるのです。

3)手の届く範囲をハケで塗ったら、ローラーで広い面を塗ります。

ヤネフレッシュは屋根のつなぎにあるトタン板などの金属にも塗れるので、
いっしょに塗ってしまいます。

4)筋切り

塗料が乾いた後、瓦と瓦の間がくっつかないように、
金属へらで切り込みを入れて、 雨水がたまらないようにします。
「筋切り」と言います。 よく、屋根を塗った後で、雨漏りするのは、 この切り込みを入れないからです。

 

以上です。

塗る作業は、難しくありません。

 

塗料も、町の塗料屋さんで 個人でも喜んで売ってくれますから、
時間がある方で、高いところが好きな方は、 チャレンジしてみてもいいと思います。

平屋でしたら、更に簡単だと思います。

 

安全ロープ

必ず!(命が一番!) 必ず安全ロープを装着して作業してくださいね。

僕は、登山用のハーネス(パラシュート部隊がつけるような感じ)にフックと付けて 安全ロープを取り付けています。

ハーネスを装着するのは、 完全落下の時に、ロープがお腹に食い込んで大怪我するのを避けるためです。
ハーネスだと足とお腹の両方で 体重を支えるので、その心配がありません。
とはいっても、普通の安全ベルトで十分だと思います。
山の崖のように体ごと、ど〜んと完全落下することはありません。
ずるずると落ちると思います。

屋根の上は、でも、とっても気持ちがいいです。