DIY・自分でトイレの温水便座(ウォシュレット)を取り外し、分解、修理に挑戦してみた。

この温水便座は、3年ほど前にネットで購入。値段は15000円と安かったのですが、パナソニック製なので、そんなにひどい物ではないだろう・・・と、思って取り付けました。

品番は DL-EDX10

アヒルみたいな顔つきです。

しかし、取り付けてから1年過ぎたあたりから(うまい具合に、保証期間が過ぎたくらいから)不具合が発生。

まず、水量の調節ができなくなりました。そのまま、だましだまし使っていましたが、今回、温水をストップすることができなくなりました。

価格コムのレビューにも、すぐに壊れた!というのが書かれています。(今では・・・)



温水便座の中はどうなってるんだろ?

どうせ、買い替えるのなら、分解して、直せたらしめたもの・・いや、たぶん直せないだろうけど、中がどうなっているのか見てみたいよ!

というわけで、分解して中をのぞいてみました。

 

見えるネジは5か所くらい。

すべて外します。

便座は、サンドイッチのようにくっついているので、プラスチックの詰めをグイと押して、隙間をあけて

パカッと・・・

外れました。

 

今回、停止ボタンが効かないので、基盤の故障だと思います。

 

基盤も、ネジを外すと見ることができます。

ご覧のように、なんら、トイレの設備なのに、防水処理がされていません!(^^;

これが日本の大メーカーのすることか・・・

案の定、基盤のところどころに、腐食が見つかりました。

湿気が多いところなので、当然でしょう。

素人でも想像ができます。

 

最初の故障個所の水量調整のスイッチの基礎部は、サビた上で、足が折れていました。

また、今回の停止ボタンの基礎部は、腐食しています。

 

この基盤を交換すれば、直ることは間違いありません。

早速、パナソニックの修理サービスセンターに問い合わせました・・・・が、

「基盤だけをお譲りすることはできません。」

「なぜですか?」

「決まりになっております。」

と、ロボットのように(実際は、何もわからないパートの人だからしょうがない)

答えを繰り返すだけ。

以前、他のメーカーの電気製品を直した時には、部品取り寄せは問題なくしてくれましたが、パナソニックは一切応じないつもりのようです。

パナソニックの赤字転落も当然の結果のような気がします。

顧客一番ではないのですからね。

さて、それはともかく、では修理依頼すると、どうなるかというと、

来るだけで5000円弱かかるとのこと・・・

あれま、やっぱりね。

(この辺も悪い方向でアメリカナイズされちゃったのね)

防水加工もしない、壊れて当然の基盤を付けたパナソニックの温水便座・・

わかりました。

部品くれないなら、あきらめます。

もっと粘って、基盤の錆を落とし、切断されているところを半田で直せば、直るかも・・・

でも、こんな製品では、またすぐに壊れそうです。

と、いうわけで、ばらしただけで終了でした。

今後、パナソニック製品は購入しないこととします。

新しい温水便座を注文しました。

以前、実家に設置したTOTO製品で、作りがしっかりしていて、取り付けたときになかなか良さそうと、思ったものです。

次回は、そのTOTO(本物のウォシュレット)の取り付け作業の記事を書く予定です。

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