今から昨年の白色申告できるのか?提出期限が過ぎてるのでは?
特別、今年2020年は確定申告をしていない人でも今から申告できます。
普通は3月15日前後が提出期限なのですが、
今年はなんと!4月17日以降であっても申請を受け付けるということが発表されました。
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/shinkoku/kansensho/kigenencho.htm
https://www.nta.go.jp/taxes/shiraberu/kansensho/pdf/0020004-021_01.pdf
白色申告の作業は2つある
白色申告は、2つの作業から成り立っています。
1)収支内訳書を作る
2)申告書を作る
1)収支内訳書を作る
1)の収支内訳書は、昨年にかかった経費を合計して、売上高からその経費をマイナスするために行います。
例えば、交通費、消耗品費、接待交際費...などなど
でも、白色申告をされていない方は、全くメモってもいないかもしれません。
本当は、領収書をきちんとノートなどに張っておいて、それを上の分類で合計します。
でも、今から昨年の経費は分からない、という方はしょうがないので経費の欄は(今年は)0円にしておきます。
さて、上の分類ですが、これは後からWeb上で合計を書き入れます。
ですから、昨年家計簿程度でも良いし、メモ書きでもいいのですが、
領収書などがそろっているものを使って、記入します。
分類の仕方は国税局のWEBで記入します。
ので、その分類を使います。
この分類は仕訳と言います。
具体的に、ここに書いておきますので、前もって足し算しておくと楽です。
個人で活動されている方を対象にしてピックアップしてみますね。
荷造運賃費・・宅急便など
旅費交通費・・ライブ会場、取材先、までの電車代など
通信費・・仕事で使った電話代、切手代など
広告宣伝費・・イベント、個展などのDM、チラシなどの制作費など
接待交際費・・お客様への会食費など
消耗品費・・ペン、ファイル、ノート、など
カンタンですが、こんな感じでしょうか。
本当はもう少しあるので、帳簿などを付けている方は収支内訳書を見て、
記入してください。
ここでは、概略だけ簡単に書きました。
あとは売上金額(一年間の合計)を出しておけば、収支内訳書は記入できます。
国税局のWEBで作成する手順・シンプル版
一番簡単な、国税局のWEBページで記入して、自分で印刷して郵送するパターンでやってみます。
まず、こちらのページに行ってください。
https://www.keisan.nta.go.jp/kyoutu/ky/sm/csw0100_print1#bsctrl
右下の「利用規約に同意して次へ」をクリック
●『令和元年の申告書等の作成を』クリック
●『決算書・収支内訳書』をクリック
●『作成開始』をクリック
◯印刷して郵送等で提出するにチェック
◯白色申告書に添付する収支内訳書を作成するにチェック
「入力終了(次へ)」クリック
●収支内訳書(一般用)「営業等所得がある方はこちら」「入力する」をクリック
これでやっと入力画面がでました。
白色の枠に経費の合計をインプットします。
売上(収入)金額をインプットします。
確認画面がでますので、次へ、また次へ
住所、氏名の入力などをして終了になります。
一番シンプルな流れを書きましたが、それぞれ違いがあると思います。
ゆっくりやれば難しい所はありません。
ぜひトライしてください。
収支内訳書ができたら、白色申告書の記入ができます。
収支内訳書と白色申告書を印字して、税務署に行って収受印をもらえば完了です。